神経症状に精通した医師により早期診断・治療を行います

パーキンソン病をはじめとした神経難病、脳血管障害、認知症などの疾患に対応しています。頭痛、しびれ、震えといった症状についても、原因を検索し、適切な治療を行います。
ご本人だけでなくご家族の方にも丁寧な問診を行い、お困りの症状について望ましい治療をいたします。ご家族への問診によって、見逃してはならない症状をお伺いできることがあります。
神経疾患については、一般的な内科では診断が困難で、専門医による早期診断や早期治療が必要なことも多いのが現状です。早めに受診されることをおすすめいたします。
脳血管障害
脳の血管がつまったり(脳梗塞)、破れたり(脳出血)して、脳の機能がおかされる病気のことをいいます。具体的には急に手足が動かなくなってしまったり、感覚が麻痺してしまったりします。また、言葉がうまく話せなくなることや、意識がなくなることもあります。高齢の方、高血圧や糖尿病、高脂血症の方は動脈硬化がすすみやすく、脳卒中をおこしやすいので注意が必要です。
症状がでてから早い時期に治療を開始すると後遺症が少なくてすみますので、このような状態になられたときにはできるだけ早く医療機関を受診されることをおすすめします。
認知症
ものわすれが多くなったときに疑ってください。お年よりでなくとも起こりえます。認知症のタイプによってはいわゆる‘まだらボケ’という状態もあり、しっかりしていらしゃる時もあれば、おかしなときもあるという認知症もあります。ただ、お年をとれば皆さん若いころに比べものわすれは多くなりますので、お年を考えても少しものわすれが多いようなときに疑ってください。
また、認知症の種類によっては進行を抑制する治療薬があるものもありますので、受診をして原因を調べることが重要です。
てんかん
手足をつっぱり、意識をなくし、口から泡をふくというけいれん発作が有名ですが、短時間ぼーとしたり、意識がありながら手足がかってに動くような発作もあります。脳波などの検査で診断できることがあり、治療薬があります。また、脳腫瘍や脳出血など、なにか脳に原因のあっておこってくるてんかんもありますので、原因の検索も必要です。
パーキンソン病
中年以降の方に多く、なにもしていないのに手がふるえていたり、歩くときに前屈みになって、歩幅が狭く、手の振りがなくなり、顔の表情もかたくなるような病気です。効果のあるお薬がたくさんありますが、使い分けに専門的な知識がいりますので、脳神経内科を受診してください。